鳥精進・酒精進
河津の住民の鶏肉・卵・酒を口にできない日

昔、杉鉾別命(スギホコワケノミコト)という、酒好きの神様がいたそうです。
神様は山の見回りの後いつものように一休みをしながら一杯引っかけて居ました。
つい飲み過ぎてしまいウトウト居眠りをしてしまって,気がついたら辺り一面の野火に囲まれ、
手の着けられない状態になってしまいました。ところが、どこからか羽に水を含ませた小鳥の
大群がやってきて、一斉に羽ばたいて滴を落としこれを何回も繰り返し火を消してしまったそうです。
危ないところを救われた神様は酒を飲むのを止めたといいます。
以上の神話より毎年12月18日から23日までの間小鳥をあわれみ
鶏肉・卵(魚卵は良い)を食べず、酒を飲まずという風習が生まれたそうです。
信じられないかも知れませんが、酒豪の人ほどよく守りますし、
学校の給食でも鶏肉・卵は一切出ません
もし、破りますと火事を出すと言われています。事実タンスの着物が燃えたなど話を聞きました。
もの凄く古い伝統行事です。(TVの昔話でも取り上げられました)

左の神社は河津来の宮神社で「杉鉾別命」を奉っています。
12月18日には酒止め(止め升とも言う)の神事が行われます。

この時期に河津に来られますと、
飲み屋(寿司屋等も含む)は、
ほとんど営業しておりませんので
ご注意下さい。

またこの神社の裏手には
国の特別天然記念物の大楠
(樹齢1000年以上)があります。
観光案内の「来の宮神社大楠」を参照